第四章「新型機テスト」

―テスト当日 ジャングル



ユウヤ「うぅ…寒い寒い」

クリストファー「雪、降ってますね」



試験官「では、訓練内容を説明する。ユウヤ一等空佐、クリストファー二等兵で各軍のトップと戦闘してもらう」

ユウヤ「マジか」

クリストファー「よろしく」

ユウヤ「よろしく」

試験官「君たちの使う機体はこの、高機動高速有人戦術歩行戦闘機弐式 Black Hawkだ」

ユウヤ「あー、これね…物凄いGがかかるとか。」

試験官「あんまり激しい動きをしなければ平気だ」

クリストファー「あの機体はなんですか?」

試験官「あれは対戦術歩行戦闘機用重武装突撃戦術歩行戦闘機肆式 Raptor。ユウヤ一等空佐はあれに乗ってもらう」

ユウヤ「俺にはぴったりだな…」


 説明が終わったところで、二人は各戦術機に搭乗する。
ジャングルだから、木が遮蔽物となるだろう…上に出たら狙撃されて終わりだな
確か、相手は壱式・・・だが各軍のトップだ。油断ならない


ユウヤ「散開するのは良くないと思うんだが…」

クリストファー「そうですね、迂闊に動いたら… センサーに反応がありました。」

ユウヤ「自律兵器射出!」

クリストファー「囲まれてます…」

ユウヤ「早いなぁ」

ユウヤ「よし、俺が前のやつをやる。お前は右をやれ」

クリストファー「分かりました」


 クリストファーがその場を離れ、右へ向かう。
ユウヤは八九式試製電磁投射砲(ペイント弾)を装備し、前方の仮想敵機を狙う。


ユウヤ「食らいなぁ!」


 毎秒800発で射出される弾丸は、まるでレーザーのようだ。
水平線上を薙ぎ払うかのように撃つ。


試験官「海軍機、沈黙ッ!」

海軍トップ「あっちゃー…」


 ユウヤは左の仮想敵機からの攻撃を予想していた。
倒した時、位置を悟られると思った。
だが左の仮想敵機は攻撃してこない。
此方の様子をうかがっているのだろうか…
再び電磁投射砲を構えようとした時。
数十発の弾丸が飛んでくる。


 回避行動を取ったためほとんど避けたが、一部が被弾。だが、この機体は防御力が高いから機能停止判定にはなっていない。
再び電磁投射砲を構え、発射する。
薙ぎ払うように撃つ。


 ブーストジャンプで回避されたようだ…
敵機位置は…このまま此方に向かってきているようだ…




ユウヤ「ったく…」


ユウヤ「ん?敵機の位置が…上!?」

陸軍トップ「気づいても遅いよ」

ユウヤ「…フヒヒ」

陸軍トップ「自律兵器!?」


 自律兵器2機の一斉掃射で、陸軍トップは墜落判定。


陸軍トップ「あーあ…自律兵器とかずるいわー」


 あとは…空軍トップだろう。
クリストファーと戦闘になっているはず。
ユウヤはフルブーストでクリストファーのところに行くが、その間に倒してしまったようだ。

 試験官から通信が入る。



試験官<<訓練終了、お疲れさまです>>



 その時、警報が鳴なった。


ユウヤ「敵襲!?くそ…実弾なんてねえぞ」

クリストファー「接近戦用装備なら、本物だろ」

ユウヤ「そうだが…」

<<こちらCP、敵襲だ。そちらに部隊と実戦用装備を送る!敵部隊を撃滅せよ!>>

ユウヤ「だとさ」

クリストファー「やれるだけやります」

ユウヤ「俺もだ。」



 訓練用の装備をその場に置き、右肩の66式近接格闘用長刀を手に取る
基地までの距離はそんなにないから、すぐ援軍が来るはず…


<<CPからテストパイロットへ、出撃できる援軍がこちらにはいない。輸送部隊で装備を送るから、君たちで敵を撃滅してくれ>>


ユウヤ「はぁ!?」

敵機「IFFに反応…敵新型機2機を確認!訓練中の模様!」



???「アハハ!訓練終了したみたいだよぉ!」

ユウヤ「なーんか変な通信拾っちゃったなぁ」

クリストファー(この声…どこかで)

クリストファー「1機だけ機体が違います。指揮官機だと思いますが」

ユウヤ「同意だ」

???「あはははっ!みんないっけぇー!」

敵機「了解ィ!」

ユウヤ「来たな…見たことない機体だな」

敵機「見ろよ!あいつら近接戦用装備だぜ!!

敵機「これなら楽勝だなぁ!」

敵機「いよーう!お前らぶっ殺させてくれよぉ!」


ユウヤ「しかしこの敵機、ノリノリである」

クリストファー「ぶっ殺させてくださいって言って、ぶっ殺させてあげる奴はいないと思いますがねぇ」

ユウヤ「行くぜ」

クリストファー「はい!」


 2人が一斉にブーストジャンプし、2機同時に、反乱軍の機体を切り刻む。


敵機「よくも…っ!」


 ビームソードを66式近接格闘用長刀で受け止め、鍔迫り合い。
そこにクリストファーが敵機の胴体を一刀両断する


???「わ~あの子たちすっごーい!」


 雑魚は全滅し、残りは指揮官と思われる狂った女だ
そこに、支援装備が到着する。


ユウヤ「まってましたっ!」


 八九式試製電磁投射砲を装備し、指揮官機を狙う。
指揮官機向けて、撃つ。


??「あははっ!全部分かるんだよ~!私すご~い!」


クリストファー(姉貴ッ)

ユウヤ「散開!」


 クリストファーが右へと移動し、突撃砲を放つ。
二人弾幕を張ったはずだが、全然平気なようだ…


ナグラ「全部見えてるって言ったじゃん♪未来予測機能があるからねっ!」

ユウヤ「未来予測!?んなバカな…」

クリストファー「さっきの弾幕を全部避けたのもそのせいかもしれませんね」

ユウヤ「クソッ…どうすれば…」


ナグラ「あはははっ!死んじゃえ!」


 一気に急降下して、両手に構えた変な形の剣を振っている。
隙が多すぎる。
鍔迫り合いとなる。

 が、66式近接格闘用長刀が溶けて折れる。


ユウヤ「溶けた!?」

クリストファー「避けてください!」


 ユウヤは、クリストファーの弾幕を避けてナクラ機を見る。


ユウヤ「くそ…クリストファー!こいつを押さえろぉ!」

ナグラ「全部わかる!」

クリストファー「ちょこまかとぉっ!」


ナグラ「捕まっちゃったー!」

ユウヤ「おらあっ!」


 ユウヤは再び補給物資から66式近接格闘用長刀を取り、ナグラに斬りかかる。
ナグラは避けたが、ミスをして左手が損傷する。


ナグラ「あはは、すごいねー」

クリストファー「それっ!」


 そして、ナクラに斬りかかるクリストファー。
未来予測機能で避けるはずだが、左腕を切り落とされているため空気抵抗や重さが変わっていることによって右腕も斬れる。


ナグラ「うーん、一時てったーい」


 物凄いスピードでこの場を離れていく敵機。
ナグラ・・・変なやつだ




―基地へ帰って、司令部に今回のことを報告した。




軍司令部長「そうか、反乱軍はそんな機体を…ありがとう。機体のテストも完了したし、君は休んでいてくれ。」

ユウヤ「はい」

ユウヤが部屋を出ようとすると、再び軍司令部長が言う

軍司令部長「ちょっと待ってくれ。君と一緒に戦ったパイロットだが…君の部隊に編入することとなった。よろしく頼むよ」

ユウヤ「了解しました」


ユウヤ「未来が見える…か」


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  • 最終更新:2014-07-26 00:05:58

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