発覚

―――1月8日 午前7時45分

朝が来た。今日は登校日だ。今日から面倒な学校に行かなければいけない。

石油ストーブの前に陣取りながらゆっくりと着替える。

まずは上から脱ぎ、アンダーシャツとワイシャツ、を着る。学ランを着ずに、ズボンを脱いで制服の長ズボンを履く。シャツをズボンに入れたあと、学ランを着る。

一番早い着方だ。学ランを着るとズボンに入れにくいしな。


7時55分。萌太はまだ寝ているんだろうか。

ちょうど今家を出れば、ちょうどいい時間に学校につく。

だいたい、8時15分くらいか。普通に歩けば。


「行ってきまーす」

学校までの道のりはどれくらいだかわからない。感覚的に1kmだろうか。

所要時間は20分。普通に歩けば。


いつも、俺は早歩きする。

何でだか分からないが、早歩きになる。



家を出て、交差点を3つ過ぎ、新聞屋の前。ここが中間地点で、時計がある。

8時5分。

あと20分以内につけば遅刻じゃない。余裕だな

1年の頃は長く感じた通学路も、もう慣れた。

あの頃は学校への道がとてつもなく長く感じられたな


新聞屋を過ぎてすぐ、後ろから自転車が来る。

いつもこの頃、俺の友だちが来る。

「よう」

肩を叩かれて、返答する。

「おう」

少し歩くのが遅くなる。

友達は自転車を押しながら俺と話す。

軍事関係のことだ。こいつは軍オタだしな。


俺はあまり詳しくないが、興味はある。

「中国なんて潰せばいいのにな」

「あぁ、日本軍ナメない方がいい」

「何で日本は核持たないんだろうな」

「そうだな、ほんとにバカだよ」



いつも通りの会話。

学校に着く。

いつもならそのまま昇降口に向かうが、友達がいるので自転車置き場に行く。

校庭を横断し、昇降口へ。

友里江と杏子が話しながら歩いているのが見える。

別に友達なわけでもないし、ていうか俺が話す奴なんてこの軍オタと他数人だし。

だから、挨拶なんてない。

近くを素通りして、教室へと向かった。

「んでその戦車にミサイルついててよー」

「結構昔の戦車だな。MBT-70か」

「あー、そうそう。それそれ。くっそ強いんだよ」

「空間装甲使ってるしな」

「俺の対戦車ミサイルでビクともしねえ・・・」


教室へ、到着。

軍オタは1組だから、別れる。

俺の席は真ん中の列、一番前。

教卓の前だ。

後ろの席には友達。


「あけみょーん!」

「はいはいあけみょんあけみょん」

いつも通り軽く遇われた。


「冬休み明けても背は伸びてないな」

「うるせ。お前がデカすぎるんだ」

「何言ってんだ、168くらいだぞ」

「俺なんて155だ」

「そら小さいな」

「うるせ」


俺はPCしかやってないのに、168cmある。理由など知らない。世界の理ってやつか

新年の挨拶を終え、席に座る。

いつもペッタンコと言われている黒いリュックサックから筆箱と本を出し、机に入れる。

筆箱は右側に入れると決めてる。取りやすいから。


今日は始業式だけで、授業はない。昼には帰れる。


水道に水を飲みに行くと、数人の女子がいる。

俺は無視して水を飲むが、気になる単語が聞こえてきた。


”優也のちゃっと”



何故それを知っている?一体どこから漏れた?小説だけは読まれたくなかったのに。



その単語を発した人間を見る。


―――朝顔友里江。一体どこでそれを知ったのか。

優也「おい、優也のちゃっとがどうしたって?」

友里江「え?えーっと・・・」

杏子「ちょっと友里江、チャットのことは・・・」

優也「なんだよ、お前らもあれやってんの?」

「「え?」」

優也「つーかどこで知ったんだよ、俺宣伝した覚えないよ?」

杏子「え、まさか・・・優也・・・優也・・・優也!?優也さんっ!?」

優也「うん。俺優也だよ。管理人の。」

友里江「えぇ・・・優也さんこんな人だったんだ・・・」

杏子「そういえば性格似てるし」

優也「つーかお前らは誰なんだ」

杏子「私あんみつ」

友里江「私あははです」

優也「やはり可愛いな」

友里江「えぇ!?」

杏子「うん、友里江可愛いよ」

優也「杏子もな」

杏子「そうかなぁ」



まさか同じ学校だとは思わなかった。

それから終業式は終わり、家に帰る。

PCを起動し、優也のちゃっとへ。

連絡;優也が乱入!

優也;(@´∀`)ノHELLO!

クリストファー;おう

優也;あんみつとあははが俺と同じ学校だった

クリストファー;妄想乙

連絡;あははが乱入!

優也;(@´∀`)ノHELLO!

あはは;こんにちは。

優也;本当かどうかはあははに聞いてみたらいいんじゃないかな

あはは;本当ですよ。

優也;な?

クリストファー;うわぁ

連絡;あんみつが乱入!

優也;(@´∀`)ノHELLO!

あんみつ;こんにちはー

優也;今日学校で会ったのってあんみつ、だよな?

あんみつ;あ、やっぱり本物だったんですか

GALAXY;リア充め

クリストファー;優也死ね

優也;うるせえ


2人とも本物だと確認できた。正直俺も驚いてる

クリストファー;学校名うp

優也;耳打ちでな



クリストファー;俺と同じ学校な件

優也;嘘乙

GALAXY;どこなんだよ

あはは;○○ですよー

GALAXY;俺もそこだわ

優也;お前らノリノリだな

GALAXY;嘘じゃねえよ

クリストファー;じゃあ明日昇降口で待ち合わせな

優也;え、嘘・・・だよな・・・?

連絡;オワタが乱入!

オワタ;うわあ


まさかこんなことがありえるんだろうか。


翌日、昇降口。

優也「よぉ」

杏子「おはよっ」

友里江「おはよー」

??「よお」

??「よお」

??「よお」

??「おはよ」

??「やあ」


優也「この5人誰だよ」

真実「クリストファー」

銀河「ギャラ」

炎斗「雷炎」

音子「aiaanya」

達太郎「オワタ」

優也「うわぁ・・・」




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  • 最終更新:2013-01-04 23:46:28

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