優也「入れ替わった?」第二章

ああ、だるい。


天使が転んで俺のプリティな頭とゴッツンコしたせいでなんと俺と身体が入れ替わってしまった。


男の俺からすると女の体というものは不便極まりない。


腰までかかる長い髪に、貧弱な力・・・まぁ、俺の身体もそんなに良いとは言えんが。女子に腕相撲でなんとか勝てるレベルだなんて言えないし。


だがそれも今日で終わりだ。フハ


天界に行けば女神が直してくれるのだ。白いパンツを今でも覚えているぞ


天使「準備できましたー?」


優也「できましたわおほほ」


天使「何やってるんですか・・・」


優也「女声だしさ、なんかやりたくなるやんけ」


天使「しかも関西弁・・・本当にどうしたんですか?」


優也「小説では1日も経っていないが現実では3ヶ月以上経ってるんだよ天使君・・・高校受かりました」


天使「なんかすごいメタいですけどおめでとうございます」


優也「おう、で、何処行くんだっけ」


天使「天界ですよ、天界。私の故郷にして女神様のおられる場所ですよ」


優也「で、移動手段は。」


天使「ちょっと飛べば迎えが来ますよ」


優也「そうか、連れて行け」


天使「なんとこの体、羽がない」


優也「そうか、じゃあ待ってれば上からくるだろ」


天使「なんと彼女らは人間界の空気に3分間触れると溶けて死んでしまう」


優也「天使ってこわい」


天使「私は大天使ですからね、平気ですけど」


優也「天使ってすごい」


天使「で、優也さんが私を持って連れて行くわけなんですが」


優也「おう、行こうぜ。マッハで天界まで連れてってやるよ」


天使「飛び方知ってるんですか?」


優也「知らない」


天使「ちょっと羽動かしてみてくださいよ」


優也「わかんねーよそんな筋肉しらねーもん」


天使「ええ、なんかこう、動かそうと思えばできますよ」


優也「おっそうだな」バサバサ


天使「じゃあ、このまま真上に飛びましょう」


優也「おっいいぞ」バサバサ


天使「あと高度を4000ftくらい上げてください」


優也「大気圏行けそう」


天使「程遠いですねー。ああ、この辺ですよ」


優也「なんもないけど」


天使「あと40秒くらいですかね、予定時刻まで」


優也「結構ギリギリだったんだな」


天使「スピード出てませんでしたし」


優也「俺のせいかよ」


天使「そうですね」


優也「入れ替わったのはお前のせいなので全部お前が悪い」


天使「そんな馬鹿な」


ホワァァァァァァ


優也「空間が割れている」


天使「お迎えですよ」


優也「なんかいるわ」


部下天使「お迎えに上がりました、大天使様」


天使「ご苦労様です。詳細は聞いていますか」


部天「はい。情報の漏洩を避けるために馬車での移動となります」


天使「分かりました。行きましょう」


優也「おっそうだな」


    • 天界
天使「ようこそ、私の故郷へ」


優也「foo...こりゃ凄い」


天使「魂の交換が終わったらあとで観光でもしますか?」


優也「そりゃいいな」


部天「お二人とも、早く馬車へ」


天使「どうも」


優也「あー、酔うかもな」


天使「私の身体なら平気ですよ」


優也「俺の身体だと不味いってことさ」


天使「それもご安心。なんとこの馬車超高級車で私のような超高級しか乗れない超高級車で全然揺れないんですよ」


優也「なにそれすごい」


天使「もう発車してますけど、気づいてます?」


優也「気づいてない」


天使「でしょうね。それくらい揺れないんですよ」


優也「ちなみに馬の種類は」


天使「ペガサスとトカラウマですかね」


優也「わぁすごい片方めっちゃ信用ならない」


天使「ペガサスナメたら死にますよ?」


優也「トカラウマはきっと間違いなんだ・・・」


天使「しっかりいますよ。ペガサスが飛んで、トカラウマが走ります」


優也「うわぁ・・・トカラウマ足引っ張ってるだけやん」


天使「そんなこともないですよ。ペガサスだけだと結構揺れちゃうんですけど、トカラウマがいれば揺れないんです」


優也「天然記念物だからって過信しすぎなんじゃねえの」


天使「ペガサスは伝説ですから、そのほうが信用できますよ」


優也「そらそうだ。色違いギャラドスとアルセウスみてえなもんだろ」


天使「れいとうビーム」


優也「さばきのつぶて」


天使「はかいこうせん」


優也「さばきのつぶて」


天使「映画に影響されたんですか」


優也「よくわかったな」


天使「まぁ、あれ結構面白いですし」


優也「ちなみにディアルガのほうが好き」


天使「私はパルキアですかね」


優也「ぶっ殺すぞ」


天使「あくうせつだん」


優也「さばきのつぶて」


天使「アルセウスかよ」


優也「ディアルガさんならさばきのつぶて使えるし」


天使「現実見ろよ」


優也「泣きたい」


天使「俺の胸で泣けよ・・・」


優也「俺の声で言われると気持ち悪いけど格好良い」


天使「ナルシストですか」



部天「お二方、到着しました」


天使「ご苦労様です。行きましょう、優也さん」


優也「おう、楽しみだな」


天使「あ、決して無礼の無いように・・・お願いしますよ?」


優也「おう」


天使「じゃあ、行きましょう」スタスタ



5分後

優也「待ってどこまで歩くの」


天使「もうすぐですよ、もうすぐ」


優也「長すぎ」


天使「ここですよ」


優也「扉でかい」


門番天使「お待ちしておりました。只今、女神様は急用により予定を変更しております。申し訳ありませんが、別室でお待ちを」


天使「どれくらいかかりそうですか?」


門天「そうですね・・・1時間ほどは」


天使「分かりました」


天使「優也さん、・・・あれ?」


天使「優也さーん?何やってるんですかー」


優也「あーすまーん」


天使「勝手にいなくならないでくださいよ・・・なんですか、それ」


優也「その辺に生えてた草」


天使「元あった場所に戻してくださいよ・・・」


優也「わーったわーった・・・ヒッ...ックション!!」


天使「あーもう、汚い・・・撒き散らさないでくださいよ」


優也「ブエックシ!!何これ、やべ、ックシ!!」


天使「ちょ、かかりますから、貸して!」パシッ


天使「ってこれ・・・優也さん!?なんでこんなものもってるんですか!!」


優也「うー、だからそのへんに生えてたって。なんかまずいの」


天使「いや、まずいというか・・・うーん、平気ですよ」


優也「ならいいじゃん」


天使「とにかく、勝手に取らないで・・・ほら、控え室行きますよ」


優也「ういうい」



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  • 最終更新:2014-03-03 22:34:26

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