クリストファー「異世界に飛ばされた」 第一話


「…はぁ! ラメ ミラメ マーゾラメ!」

「この魔王 ゾーマの前に、復活したまえ!邪神様!」

「体は土 心は氷…そしてその野望は猛炎の様に!」

 紋章に、土 氷 炎が集まり
巨大な扉が召喚される

「開けェ!異界の扉!」

 異界の扉から、闇のエネルギーが溢れだし
邪神の姿が現れる


「う…あ…」

 黒い髪、白い肌
ごく普通の少年

然し、魔王ゾーマにはその少年が
邪神にしか、見えなかった


「おぉ!邪神様よ…召喚は成功だ!フハハハハハハ!」








―次の日


クリストファー「う…うぅん ん?ここは?」

 俺が目覚めると、目の前に
蛇の様な顔をした、王のような男が居た

ゾーマ「邪神様、ここは魔王城でございます」

クリストファー「え?邪神?ウェイ?俺が?」

 状況が理解できない
そもそも此奴は誰なんだ

てか、俺が邪神?
俺はごく普通の引き篭もり系キモオタ男子だぞ

ゾーマ「私の名前はゾーマ、魔王をやっております。 邪神様を召喚したのは私です」

クリストファー「はぁ…魔王、ねぇ 僕はクリストファー。君が邪神って言ってるんなら、多分そうなんだろうけど」

クリストファー「残念ながら、僕は見ての通り 戦闘能力は無いよ」

ゾーマ「邪神クリストファー様でございますか。 戦闘に関しては大丈夫でございます」

ゾーマ「私の部下に戦闘を教えさせます」

 えぇ…と、つまりそれは

俺は、ドラクエの世界に邪神として召喚されたって事ですか?
えっと、勇者と戦わないといけない系?

でも、部下が教えてくれるそうだから…うーん
まぁ、取り敢えず
流れに身を任せてみるか 面白そうだし


クリストファー「魔法は、バイキルト メラ メラミ メラゾーマ マホカンタ フバーハ ディバインスペルなら分かる」

ゾーマ「ふむ…魔法面も少し教えさせた方が良いでしょうか?」

クリストファー「お願いするよ、死にたくないし」

ゾーマ「邪神でも死ぬんですね」

クリストファー「残念ながらね」


 RPGは苦手だけど
ドラクエは少しやったことがある

後、イナイレ ポケモン FFもかな

あ、FFって何て略す?
ファイファンって略す人居るらしいけどぶっちゃけありえねぇよな

うん


ゾーマ「では、お召し物と剣を持ってきます」

クリストファー「ありがとう」


 剣術かぁ…運動苦手なんだよなぁ
個人的には魔法を極めたいところ

邪神らしいしね
でも、魔力あるか分かんないんだよねぇ…

試してみるか


クリストファー「『メラ』!」

 手から炎が出てきた
おぉ…

指を鳴らしてみる

宙に浮いていた炎が消えた
ふむ、合図があれば消えるのか

ぶつけると消えるのは当然かなぁ

クリストファー「『メラミ』!…あれ?」

 炎が出てこない
魔力が足りないって事かな

メラしちゃったし

クリストファー「今はレベル1ってところかぁ」


ドアが開く音がする
魔王ゾーマだ

ゾーマ「訓練の準備が出来ました、お召し物と剣でございます」

クリストファー「ありがとう、起きたばかりなのに早速運動か」

ゾーマ「運動は苦手なのですか?」

クリストファー「残念ながらね…体力が無いんだよ」


 運動は子供の頃から苦手だ
どんなに練習しても どんなに頑張っても

体力はつかないし、得意なれない
体育には嫌な思い出がない

小学生の時に、車に轢かれ 足を骨折した時は
はっきり言って、ラッキーだと思った


普通に、体育をサボれるからだ
だけど、皆が運動をしているのをみていると
羨ましくなる

どうして、そんなに楽しそうなのだろうか
どうして、疲れているのに笑顔になれるのだろうか

分からない だけど、羨ましくなる


クリストファー「はぁ…」

ゾーマ「付きました、こちらです」


 目の前に広がる巨大な戦場
コロシアムみたいだ


クリストファー「すげぇ…」

 思わず、言葉に出る

ゾーマ「此処で、訓練をして頂きます」

ゾーマ「訓練は、こちらの私の部下が相手をします」

部下1「宜しくおねがいしますぜ、邪神様」

クリストファー「うん、宜しく」





続く

  • 最終更新:2013-05-04 13:35:18

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード